ノーマーク爆牌党

最終更新日時:2010-11-11 17:48:10
読書の秋

概要


著者:片山まさゆき
出版:竹書房

突如麻雀界に現れた爆岡弾十郎。
彼は「爆牌」と名付けた稚拙とも天才的とも思える打牌を武器に麻雀界のタイトルを独占する。
一方、初対戦以来、爆岡をライバル視している鉄壁保。
彼は爆岡とは対照的に爆守備と名付けた非常に固い打牌で、徐々に麻雀界にて頭角を現してきた。
しかし、爆岡の強さは圧倒的で、鉄壁は何度も何度も返り討ちに遭う。
その度に鉄壁をはじめ各プロも爆岡の強さ、爆牌の秘密を研究し、徐々に解明していくのだが、どうしても爆岡には勝てない。
もう常勝爆岡が負けることはないという雰囲気一色となったころ、ようやく鉄壁が爆牌の秘密の一端にたどり着く。
さらには、その手がかりを元に対局中に爆牌の全てを解明する。
そしてついに。。。。

感想


まず初めに書いておくと、これまで麻雀漫画はいろいろ読んできましたが、これが最高傑作だと思います。
これほど闘牌シーンの奥深いマンガはなかったでしょう。
こんなに熟読してしまう麻雀マンガは他にはありません。
麻雀マンガとしては他の追随を許さない存在だと確信しています。
とにかく、麻雀が好きな人にはおすすめです!!

もう一つ大きな特徴としては、個性的なキャラクター達が挙げられます。
キャラクターが個性的であるのはマンガとしては当然といってもよいですが、ノーマーク爆牌党のキャラクターはホントに一人一人が個性的でいい味を出しています。
ちょっと挙げるだけでも、「牌流打ち」の茶柱、「伝説」にこだわる八崎、「爆役満」の大介、「爆テンパネ」の九連宝燈美などなど。
それ以外にも個性的なキャラが多数登場しますし、「箸休」「師匠」など超が付くような脇役の素晴らしさも目が離せません(笑)

なお、作者の最初の意向としてはまだこの続きがあったようなので、是非続編を書いていただきたいと説に願います。
っていうか書けwww

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