日韓W杯:Fグループ1回戦 アルゼンチン-ナイジェリア
日韓ワールドカップ回想録
試合結果
1-0 アルゼンチン勝利
得点:バティストゥータ
感想
優勝候補No.1とも言われるアルゼンチンの初戦。
でも、この試合を見た感じでは優勝候補と言えるほど強くないな~と個人的には感じました。
試合自体は終始アルゼンチンが押していましたが、チャンス自体はあまり無かったし。
結局得点もCKからのバティのヘディングだけだし、流れの中でのチャンスメークはかなりいまいちな感じです。
ただ、1トップというシステムのせいもあると思いますが、中盤はかなり強力です!
また、アルゼンチンチームは調整不足なのかな?
バティもオルテガもベロンもクラウディオ・ロペスもみんな動きがいまいちです。
特にバティはボールをもらう動きが全然ダメなように見えました。
さすがにヘディングは強いし、ゴールを決めたヘディングなんて角度の無いところからの素晴らしいゴールだったけどね。
FKも相変わらずすごいボールを蹴りますな!
ロベカルがいなければ破壊力No.1かも(^_^;
しかし、いかんせん動きが悪いのでボールに絡むのが少なすぎ。
ボールを持たせて良さが出るタイプの選手じゃないので、けっこう致命的です。
結果的にゴールを決めたけど、クレスポの方がいいんじゃないの?
ベロンは前半は本当に最悪。
動きも緩慢だし、パスの精度も悪いし、セットプレイでのキックも全然ダメダメ。
後半はセットプレイでのキックの精度はかなり良くなってきたが、これだけでは司令塔としては失格でしょう。
オルテガは相変わらず巧いし、強烈なミドルシュートも放っていますが、なんと言ってもオルテガの魅力はドリブルでの切り込み。
これが今日はほとんど見れませんでした。
まあ、攻めの起点になってたし、十分に活躍はしてるんだけどね。
クラウディオ・ロペスは持ち前のスピードを生かす場面がほとんど無し。
これじゃ出ている意味が無いじゃんと思ってたら後半早々交代でしたね。
キリゴンザレスの方が全然いい。
対するナイジェリアですが、やっぱり組織がいまいち。
相変わらず個々の身体能力は高いのですが、やはり個々の力だけではアルゼンチンクラスの相手には苦戦しますね。
その上、試合開始早々カヌーが負傷してしまったのがめちゃめちゃ痛い!
カヌーが万全ならもうちょっとなんとかなったと思いますが。
そうそう。ナイジェリアのGKショルンムはなかなかいいGKだと思いました。
ゴールされた以外のシュートで難しいとはっきり言えるシュートは特に無かったのですが、それでも確実に防いでいたのが評価できます。