wget
最終更新日時:2011-07-11 16:28:17
その他UNIX系
その他UNIX系
概要
wgetは、コマンドライン上で HTTP を使ってファイルを取得することができるツールです。
HTMLファイルを解析してリンクをたどってファイルを保存する、、等々オプションで様々な指定が可能です。
GUIを使えない環境や、定時処理でHTTP経由でファイルを取得する際に非常に重宝します。
インストール
wget-1.7の例です。
GNUのwgetのサイトより、アーカイブを取得し、展開します。
% gzip -dc wget-1.7.tar.gz |tar xvf - % cd wget-1.7
あとは、お決まりの手順。
% ./configure % make % su # make install
使用方法
ただ単にある URL のファイルをダウンロードするだけであれば、以下のようにURLを指定すればOKです。
% wget http://xxx.xxx.xxx.xxx/yyy/zzz
wgetはオプションが非常に多数存在しますので、詳細は man ページをどうぞ(^_^;
1つだけ便利な使い方を紹介しておきます。
wgetはリンクをたどって次々とファイルをダウンロードすることが可能です。
ただ、この時に何も制限をかけないと、世界中のページをダウンロードするようなはめに陥ってしまいます。
従って、「ターゲットとなるドメイン以下のファイルに限定」のようにある程度制限をかけて実行する必要があります。
例えば上記の例であれば、以下のように指定します。
% wget -D xxx.xxx.xxx -r http://xxx.xxx.xxx/