Movable Type

最終更新日時:2010-11-19 00:00:00
その他UNIX系

Movable Typeとは


しばしばMTと略称されるMovable Type はWeb上で動作するCGIアプリケーションで、いわゆるブログ機能を提供します。(本メモでも以降MTと略す)
ブログのためのアプリケーションは多数ありますが、おそらく Movable Type がもっとも有名でしょう。
オリジナルは英語環境ですが日本語化されたものがSix Apartから提供されていますので、日本語を処理することも可能です。
また、Perl モジュールでできているので、UNIX, Windows の双方で動作し、自分で手を入れることも比較的簡単にできます。
最近ではPHPも標準で対応しているようです。
MT-4からライセンスについての取り扱いが変更されて少々分かりにくいのですが、商用利用でなければ個人ライセンスでOKなので無料で使用することが出来ます。

インストール


Six ApartのMovable Type 個人ライセンス(無償)から個人ライセンスのMTアーカイブを取得し、展開します。
MTはPerlもしくはPHPアプリケーションですので、コンパイル作業は不要です。

展開したディレクトリをWeb参照可能な適当なディレクトリに配置し、Webサーバ上からこのディレクトリに対して読み書きできるようパーミッションを設定します。
次に、CGIベースのインストールウィザードをブラウザで参照することにより実行します。
このウィザードは展開してできたディレクトリ直下のmt.cgiを参照することにより実行されるので、例えば設置場所がhttp://domainname.com/mt/で参照できるように設定した場合には、http://domainname.com/mt/mt.cgiをブラウザで参照します。
インストールウィザードで足りないPerlモジュールをチェックしたり、DB接続、メール送信等の設定を行います。
これにより、mt-config.cgiが作成されます。

この後、管理者の設定と最初のブログの設定を行うことにより、MTのインストールウィザード作業は完了となります。
サインインした状態となり、DBに必要なテーブル、データが登録されます。

過去の情報


以下はMT-3.xのころの情報です。
現在の最新版はMT-4.xですが、一応残しておきます。

インストール


Movable Type 2.661 の例です。
まず、Movable Type 公式サイトよりアーカイブを取得し、展開します。
ダウンロードするにはいくつか質問に答える必要があります。
さらに、日本語化パッチ配布サイトより日本語化パッチのアーカイブを取得して展開します。

 % gzip -dc MT-2.661-full-lib.tar.gz | tar xvf -
 % gzip -dc mt-ja.2.661.tgz | tar xvf -
 % cd MT-2.661-full-lib


次に、日本語化パッチを適用します。
また、日本語化パッチを展開した時に作成された日本語用画像ファイルを配置します。

 % patch -p1 < ../MT.euc.patch
 % mv ../lang-ja images


最後にモジュールチェックを行っておきます。
mt-check.cgi を Movable Type を実際に置こうと思っているディレクトリに配置し、ブラウザから mt-check.cgi を参照してみます。
すると、

 Jcode (version >= 0.82)

のようにいくつかのモジュールに対して環境チェックを行います。
ここで表示されたメッセージをチェックし、必要であればモジュールをインストールしておきます。

mt-check.cgi のチェックが完了すればインストール準備はOKです。
MT-2.661-full-lib ディレクトリ下にあるもののうち index.html、LICENSE、LICENSE-COMMERCIAL 以外のものを全て Web サーバから参照可能なディレクトリ(例えば ~/htdocs/mt とか)に配置します。
ただし、実際には配置してしまう前に設定を行う方がよいでしょう。
また、mt-check.cgi は配置したままだとセキュリティホールになりかねないので削除しておきます。

 % rm index.html LICENSE LICENSE-COMMERCIAL
 % cd ..
 % mv MT-2.661-full-lib/* ~/htdocs/mt
 % rm ~/htdocs/mt/mt-check.cgi


設定


Movable Type の設定は mt.cfg で行います。
以下、mt.cfg の主な設定項目です。

設定項目概要設定例
{c}{TOP}{TOP}{TOP}
CGIPathMovable Type の CGI 群の URL パスCGIPath http://lightly.plala.jp/MT/
StaticWebPathMovable Type の静的コンテンツ(CGI 以外)の URL パス。このパスを CGIPath と異なる場所にした場合には、CGI 群(mt.cfg 含む)は CGIPath へ、それ以外は StaticWebPath へ配置する必要がありますStaticWebPath http://lightly.plala.jp/mt/
NoHTMLEntitiesHTML::Entities の使用フラグ。日本語化パッチを使用する場合には必ず 1 を指定NoHTMLEntities 1
PublishCharsetCharset の設定。日本語化パッチを使用する場合には EUC-JP か UTF-8 を指定PublishCharset EUC-JP
DataSource
ObjectDriver
Database
DBUser
DBSocket
DBHost
データベースの設定。DataSource はデータベースを使用しない場合に、データ保存ディレクトリを指定。使用する場合(MySQL/PostgreSQL/SQLite)には ObjectDriver 等を指定"ObjectDriver DBI::postgres
Database MT
DBUser koumei2"


使用方法


インストール後、最初に mt-load.cgi という CGI を呼び出す必要があります。
この CGI をブラウザから参照することで、Movable Type の初期設定が完了します。
初期設定が正常に完了したら、mt-load.cgi を削除します。

Movable Type の管理画面は mt.cgi です。
この CGI へアクセスするとログイン画面となります。
デフォルトのアカウントとして Melody/Nelson が設定されているので、このアカウントでログインします。
ログイン後は、まず [ EDIT YOUR PROFILE ] をクリックして、アカウント情報の設定を変更します。
変更したら今度は [ ウェブログの管理 ] - [ 新しいウェブログの作成 ] で、新規のブログを作成します。
これで、ブログに書き込む準備が完了。
エントリーを追加することができます。
デフォルトで用意されているブログを消すこともできるので、気になる人は消してしまえばスッキリしますな。

リンク


Webサイト概要
Movable Type 日本語化手順日本語化手順についての詳細な解説。ここから日本語化パッチも取得できます。とりあえずここを見るべき
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