DNSサーバの整備
最終更新日時:2007-04-04 14:09:23
自宅サーバへの道
自宅サーバへの道
DNSサーバといっても、独自ドメインを取得してDNSサーバを立ち上げ、そのドメインを公開するといった話ではありません。
自宅サーバ内でDNSの正引きにしろ逆引きにしろ、DNS解決を行う際には、resolv.conf
に設定されているDNSサーバ(通常はプロバイダで用意されているDNSサーバ)を参照しています。
が、これをやめて自宅サーバ内にDNSのキャッシュサーバを立てて、ここでDNS解決を行うようにします。
こうすることで、キャッシュされているようなよく参照されるDNS情報についてはDNS解決の速度が向上します。
また、LAN内に接続されている他のマシンでDNS解決が必要な場合、DNSサーバを自宅サーバに設定することで、DNS解決が出来るようになり、なかなか便利です。
DNSのキャッシュサーバはいくつかありますが、私はdnscacheを使いました。
dnscacheではデフォルトではDNSのルートサーバに問い合わせに行く仕様となっており、これだと例えプロバイダのDNSサーバがダウンしていても問題なくDNS解決ができるので便利なのですが、せっかくプロバイダでDNSサーバが用意されているので、私は全てのDNS解決をプロバイダのDNSサーバに見に行くようにしています。
これだとキャッシュとしての意味と、LAN内のでDNSサーバとしての意味しかないのですが、DNSのルートサーバのIPが変わってしまったりしても不都合が無い(プロバイダのDNSサーバの方でその辺の変更を吸収してくれるので)ので、あえてそうしてます。
どちらにするかは好みの問題ですかね。。。