Opera

最終更新日時:2007-10-10 19:26:19
Windowsのツール

Opera とは

一言で言えば軽くて機能の豊富な Web ブラウザ。
なんでブラウザって質が悪いものしか無いんだろう。。。と途方に暮れていた時に出会ったので、使ってみた時の感激は今でも覚えています。
Version 5 までは日本語対応がいまいちで小細工しないと使い物にならなかったのですが、6 からは基本的にデフォルトで対応してます。
6が出た当時はこれ以外のものはブラウザとして使ってられなかったですね。
ちなみに Opera は基本的には無料で使用可能ですが広告が入ります。
レジストすると広告は消えるので、広告を消したい人はちゃんとレジストしましょう。

注)少々内容が古いです。

IE との比較

はっきり言ってIE を使う自体が論外。
IE はブラウザというより、ウィルスゲッターと呼んだ方がいいんじゃないか?
パッチをあててもあてても次から次へと見つかるセキュリティーホール。
こんなアプリ使ってられません。
Opera ももちろんセキュリティーホールとかがあったりしますが、IE のように管理者権限乗っ取られてコマンド実行し放題とか、勝手にメール飛ばしまくったり(これは OutLook のせいでもありますが)とか、そんな破滅的なセキュリティー
ホールは聞いたことがないです。
ちなみに、「ファイアウォールやウィルスチェッカーがあるからウィルスは大丈夫」なんて思ってる人がいたら大間違いです。
当たり前ですが、ウィルス定義のファイルの更新が間に合わなければ新種のウィルスはノーガードで感染します。
はっきり言ってウィルスチェッカーなんて気休めくらいにしかならないので、まったく根本的な解決ではないです。
IE を使う利点としては、

・表示できないページが少ない
・ページによっては Opera よりも表示が早い

でしょうか。
他にも細々とした機能で便利なものが多いというのはあるかもしれません。
が、「表示できないページが少ない」というのは、Opera が悪いのではなく、ページの作り手が悪いケースが多いです。
そういったページは IE 独自の表示仕様に基づいて書かれている場合が多く、Opera は規約通りに表示しているだけなので意図通りに表示されないというパターンですね。
また、Windows Update のように Active X を使うようなページは IE でないと実行できないので、IE はこの時だけは使うしかないです。
私が IE を使うのは Windows Update と仕事で仕方なくチェックをする時くらいですね。
ちなみに、IE そのものでなくても、IE コンポーネントを使っているものの危険性も IE と同様ですので、論外です。
いくら便利で早いものがあっても IE コンポーネントを使っているものは怖くて使えません(-_-#

Netscape との比較

まず、Netscape4 について。(今となっては過去の遺物ですが)
スタイルシート対応がボロボロです。
スタイルシートなんか対応してなくていいよ!ってな人なら Netscape4 でもいいかもしれません。
が、それだとかなり見栄え的には寂しい思いをするかも。
それ以外でも機能的にちょっと Netscape4 では不便に感じます。
また、Netscape4 でも Opera に比べるとかなり重いです。
6 とか 7 とかなんて重くて重くて使ってられん!!と思うのは私だけでしょうか?
Mozilla は多少軽いと聞いたことがあるんですが、私の環境では十分重いです。
使うに耐えません。
ただ、Linux 等、UNIX 環境では Opera の日本語対応がいまいちなので Netscape 系を使わざるをえないかも。
※最近 Linux 版の Opera は試してませんので日本語対応状況は良くなってるかもしれません。
結局、機能を求めれば 6, 7, Mozilla、軽さを求めれば 4 になるわけで、双方で Opera に匹敵するバージョンはないと思われます。
※この後Firebird, Firefoxが出現し、現在は私はFirefoxを使用してます

機能紹介


多すぎて紹介しきれないですが、簡単なものだけ。

マウスゼスチャー


マウスの特定の動きに対してアクションを割り付けたもの。
言葉で説明しにくいので、百聞は一見に如かず!とりあえず試してみることをお勧めします。
これに慣れるとマウスゼスチャー無しにはいられなくなります。
IE でもマウスを思わず動かしてしまったりとか(/o\)

マウスゼスチャーの例(もっといっぱいあります。詳しくはヘルプ参照)

操作アクション
右ボタンを押しつつ左へドラッグして離す前のページへ戻る
右ボタンを押しつつ右へドラッグして離す次のページへ進む
右ボタンを押しつつ上下にドラッグして離すページの再読み込み
リンクにマウスカーソルを合わせ、右ボタンを押しつつ下へドラッグして離すリンク先のページを新しいウィンドウで開く


豊富なキーボードショートカット


基本的に Opera はマウスを使わなくても済むように設計されているらしいです。
とは言っても、やっぱり普通の人ならマウスを使った方が便利ですが(^_^;
ただ、キーボードショートカットが使える使えないでは、操作感にえらい違いがあります。
是非便利なショートカットについては覚えておきましょう。

操作アクション
X次のページへ進む
Z前のページへ戻る
Ctrl + Fページ内を検索
Ctrl + Jフレーム内リンク操作
Ctrl + R再読み込み
Ctrl + Sページを名前を付けて保存
Ctrl + T現在のページをブックマークに登録
F4ホットリストのオン/オフ
Alt + F3ソースを表示


設定


Opera ではいろいろな設定をすることでカスタマイズすることが可能です。
そのうちのほんの一部を紹介。
※ 7.20 日本語版を想定しています。

メニューの設定


[ ツールバーとメニュー] - [ メニュー設定 ] でデフォルトのメニュー設定をコピーすることができます。
コピーするとメニュー設定ファイルがコピーされるので、このファイルを編集すれば独自の設定を行うことが可能です。
わたしの環境ではコピー後のファイルは

 C:\Documents and Settings\koumei2\Application Data\Opera\Opera7\profile\menu\standard_menu (1).ini

でした。
ま、profile の下にあるってことですね。
以降、「コピー後の設定ファイル」を単に「設定ファイル」と呼びます。

・現在のページを他のアプリケーションで開く
例えば、IE で現在のページを開きたいという時がたまにあります。
Opera も 7.20 現在ではかなり見れないページが減りましたが、それでも IE でしか見ることの出来ないページが存在し
ます。
そういう時に、「IE で開く」という機能があると便利なので、これの例です。
設定ファイルの[Document Popup Menu]の部分に以下の文を追加します。

 Item, "IE で開く" = Execute program, "iexplore","%u"


これだけでページ上の右クリックのポップアップメニューに IE で開くが追加されます。
IE 以外でも開きたいアプリケーションがある場合には iexplore の部分の実行ファイル名を適当に変えればOKです。
また、以下のようにするとリンク上でのポップアップメニューに IE で開くが追加されます。

 Item, "IE で開く" = Copy link &Execute program, "iexplore","%c"


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