Analogの設定

最終更新日時:2007-06-28 18:46:51
ログ解析関連

Analog の統計出力情報の設定は、analog.cfg に設定コマンドを書き込むことで行います。
設定できる項目が非常に多いので、ここではAnalogの主な設定について紹介します。
設定できる項目の詳細についてはマニュアルを見た方が良いでしょう。

出力言語の設定


以下の設定にすると出力が日本語となります。

 LANGUAGE JAPANESE-EUC


アクセスログの設定


解析させるアクセスログの場所を指定します。
ワイルドカード指定、日付マクロ指定が可能です。

 LOGFILE /var/log/apache/access_log.*
 LOGFILE /var/log/apache/access_log/%Y%M/*.gz


出力ファイル設定


統計情報の出力先を指定します。
指定したファイルと同じディレクトリに PNG ファイルもコピーされます。
日付マクロ指定が可能です。

 OUTFILE /project/analog/index.html,
 OUTFILE /project/analog/%Y%M/index.html


検索エンジン


検索エンジンによるアクセスログの解析方法を指定します。
新たな検索エンジンが出てきたり、検索エンジンの仕様が変わったりした場合に、検索語等の解析に適用したい場合に設定します。

 SEARCHENGINE http://search.goo.ne.jp/* MT
 SEARCHENGINE http://search.fresheye.com/* kw
 SEARCHENGINE http://search.livedoor.com/search/* q
 SEARCHENGINE http://www.infoseek.co.jp/* qt
 SEARCHENGINE http://so-net.search.goo.ne.jp/so-net/* MT
 SEARCHENGINE http://cgi.search.biglobe.ne.jp/cgi-bin/* q
 SEARCHENGINE http://search.nifty.com/* Text


その他


以下、設定例です。

設定例設定概要
HOSTNAME "[ koumei2.dip.jp:2080 ]"出力する HTML ファイルのタイトルを指定します
BROWSER ON"ブラウザレポートを出力します。その他のレポートの種類として、FULLDAILY(日別) REFERRER(リンク元URL) SIZE(ファイルサイズ) STATUS(アクセスステータス) 等があり、これらに対して ON OFF が指定できます"
REQSORTBY REQUESTS"リクエストレポートのソートをリクエスト数によって行います。REQSORTBY以外でも DIRSORTBY(ディレクトリ) SUBDIRSORTBY(サブディレクトリ) のようにソート可能なものに対してソートの方法を指定することが可能です"
REQCOLS RrB"リクエストレポートの出力内容を R(リクエスト数) r(リクエスト数の%) B(バイト数)に設定します。REQCOLS 以外でも DIRCOLS(ディレクトリ)等レポートに対して出力内容を指定することが可能です"
REQFLOOR 40r"リクエストレポートで表示するリクエストをリクエスト数が40以上(40r)のものに限定する。REQFLOOR 以外でも REFFLOOR(リンク元) DIRFLOOR(ディレクトリ) SUBDIRFLOOR(サブディレクトリ)等ほとんどのものに対して指定可能です"
FILEEXCLUDE *.css全てのレポートに対して、*.css にマッチするファイル(通常スタイルシート)を含めないようにします
REFREPEXCLUDE http://koumei2/*http://koumei2/* にマッチするものはリンク元レポートには含めないようにします。REFREPEXCLUDE以外でもレポートに対して指定可能です
REFALIAS */~koumei2/index.html */~koumei2/リンク元レポートに対して、*/~koumei2/index.html は */~koumei2/ であるとみなします。ただし、ALIAS は1回しか適用されません
REFOUTPUTALIAS */~koumei2/ "*/~koumei2/ [ Area K2 の廃墟 ]"リンク元レポートの出力で '*/~koumei2/' にマッチするリンク元があった場合に、'*/~koumei2/ [ Area K2 の廃墟 ]'と変換を行います。DIROUTPUTALIAS(ディレクトリ)等レポートに対して指定可能です
DNS WRITEDNS 検索を行ってIPアドレスをホスト名に変換しようと試みます。DNS 検索は、DNSFILE で指定した DNS ファイルを参照し、DNS ファイルに存在しない IP アドレスに対してはネットワークを使用して行います。ネットワークを使用して行った検索については結果を DNS ファイルに保存します
DNSFILE dnscacheDNS ファイル名を dnscache とします
DEBUG ONデバッグモードを ON にします


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