ODBCの32/64bit環境の設定

最終更新日時:2014-04-18 17:20:41
Windows

現在の 64bit Windows 環境では、32/64bit が混在する環境となっており、ややこしいことが起きることがあります。
ODBC は、その代表例となります。

32bit のアプリケーションで ODBC を利用するのであれば、32bit の ODBC を、64bit のアプリケーションで ODBC を利用するのであれば、64bit の ODBC をインストール/設定する必要があります。

32bit ODBC の設定


64bit Windows 環境では、ODBCデータソースアドミニストレーター(いわゆる ODBC の設定)は 64bit の ODBC の設定画面が起動されます。
従って、64bit の ODBC を設定する際には、これまでと同じく設定すればOKです。

しかしながら、32bit の ODBC は、上記の画面では設定できません。
※そもそも 32bit の ODBC が、データソースとして選択肢に出てきません。

32bit の ODBC を設定するためには、以下のファイルを実行します。

 C:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe


上記で起動されるODBCデータソースアドミニストレーターでは、32bit の ODBC がデータソース中に出てくるので、これまで通り設定を行うことが出来ます。

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