テルマエ・ロマエ２

あらすじ

平和路線を歩むこととなった古代ローマ。
しかし、領地拡大路線派もおり、コロッセオで剣闘士を戦わせたりするなどして、世論を盛り上げていた。
古代ローマの浴場設計技師として一気に名声を得たルシウスは、その剣闘士の傷を癒やすための浴場建設の命を受けたが、行き詰まる。
悩んでいたところ、またもや現代の日本へタイムスリップし、真実と再会する。
例によって現代日本の文化をアレンジしてローマに持ち帰り、ルシウスは役割を果たすが、ローマ帝国を二分する平和路線派と拡大路線派の争いに巻き込まれていく。。。。

感想

前作が非常に秀逸だったため、今回は前作と比べると内容的にはかなり物足りない感じでした。
ただ、前作で受けたためか、いわゆるギャグ的なものはふんだんに取り入れられているため、今作は完全にお笑い系の映画となっていると感じました。
前作はその辺のバランスがホントに素晴らしかったので、ちょっと残念ですね～
あまり感動はありませんでした。
が、トータルとしてはやはりおもしろい作品です。
前作が素晴らしすぎたのですな。

阿部寛の演技の素晴らしさは前作同様！
はまり役ですな（笑）

そして、今回は一気に重要な役柄となったケイオニウスこと北村一輝！
微妙にネタバレになってしまいますが、似てはいるが別人物である二役を見事に演じきっていました。
いや～ちょっとビックリです。
特にやつれて弱々しくなってしまったケイオニウスは、かなりリアルに演じられていて、素晴らしかったですね。
やはり主役だけでなく、脇役も重要だな～と感じました。