天空の蜂(映画)
映画
原作は、東野圭吾のわりと昔の作品ですが、15年くらい前に読んで本当に傑作だったので、これは絶対観よう!と公開前から思っておりました( ̄ー ̄)
実際映画を観た感想としては、、、、、なかなか良くできているな~と思いました!
内容の方は概ね原作に忠実ではあるのですが、細かいところで設定がちょこちょこ変わっていて、訴えようとしているイデオロギーもいろいろと追加されてたり、、、というあたりがちょっと気になりましたが、これはこれで良く出きていると思います。
役者の方では、江口洋介や本木雅弘はよく演じていましたな。
この2人はホントにいい仕事していたと思います。
仲間由紀恵は、、、、ちょっとスポット当てすぎなんじゃないの???
警察関係もちょっと微妙~という感じでしたが、主役級の2人が良かったので良い作品になったのだと思います。
それにしても改めて思うのは、この小説が書かれたのは 1990 年代、つまり 3.11 で原発問題が本格化するずっと前なのですよね。
その時点で原発に纏わる様々な問題提起をしており、様々な問題の本質を突いているところが、非常に秀逸!
今となっては、原発問題なんて誰でもそれなりに語れるような状況ですからね~
この作品は震災前に映画化されていればすごい評価になったのではないか??と思いますが、今となっては致し方なし、ですな。
ただ、そういった意味では、この映画は原発問題の予言をしていたとも言える作品だと思いますので、是非多くの人に見て欲しい作品ですね。
本当は小説の方が良いと思いますが、原作はとても分厚い文庫本なので、それを見て読まない人も多数でしょうwww
念のため Amazon のリンクを貼り付けておきます。
小説:天空の蜂
といったわけで非常に満足したのですが、やはりこういうパターンで映画を観てしまうと、原作をもう1回読みたくなりますな~
しかしこの作品、上で書いたように異常に分厚いので、読み出したら睡眠不足になることは確実!
どうしたものか。。。。。