Cask

最終更新日時:2017-02-15 00:00:00
Emacs

Cask とは、、、、実はよく分かっておりませんが、2015年Emacsパッケージ事情 によると、とりあえず Emacs を使うのであれば何も考えずに Cask を入れるべきであるようですので入れてみました(/_\*)
Cask を使うことで、世の中にある便利な EmacsLisp の類をパッケージ管理のもの使えるようになるようです。
2015 年の事情らしいので今さらですが(/_\*)

一応 Cask の説明らしきものとしては、、、https://github.com/cask/cask/blob/master/README.md のような文章があります。
上記を抜粋。

Cask is a project management tool for Emacs that helps automate the package development cycle; development, dependencies, testing, building, packaging and more.

Cask can also be used to manage dependencies for your local Emacs configuration.


要するに、Cask は Emacs用のプロジェクト管理ツールとのことで、パッケージ開発の自動化に役立つらしいです。
開発、依存関係、テスト、ビルド、パッケージング、、などと書かれていますが、具体的にはよく分かりません(/_\*)
ただ、多くの人は EmacsLisp なんて開発しないと思うので、主に依存関係の解決にのみ使うことになると思います。

さらに、Caskはローカルの Emacs 設定の依存関係を管理するためにも使用できる、、、と書かれていますが、これもよく分かりません(/_\*)
Emacs のバージョンごとのパッケージ管理とかそういうことかな??

なんにしろ、Cask をインストールしようと思い立ったのは、上記のサイトの影響ですので、詳細はそちらをどうぞ(^_^;


インストール


以下のように git 経由でインストールできます。

 % curl -fsSkL https://raw.github.com/cask/cask/master/go | python


すると、~/.cask 以下にインストールされます。
実行ファイルが、~/.cask/bin にインストールされるので、ここを path に追加しておきましょう。

初期化


以下のように .emacs.d 以下に移動してから、cask init コマンドを実行します。

 % cd ~/.emacs.d
 % cask init


ちなみに、Cask をアップグレードする時は以下です。

 % cask upgrade


初期化すると、~/.emacs.d/Cask が作成されます。
これが Cask のパッケージ管理の設定ファイルになります。
Cask は初期設定である程度設定がされているので、すぐにそれらのパッケージをインストールすることも可能です。
初期設定で設定されているパッケージの内容は以下の記事が参考になります。
Cask init して入ってくるライブラリ一覧 - 亀岡的プログラマ日記

設定に従ってパッケージをインストールする場合は以下です。

 % cask install


Cask でインストールしたパッケージを有効化するためには、.emacs.d/init.el に以下のように記述します。

 (require 'cask "~/.cask/cask.el")
 (cask-initialize)



使い方


M-x package-list-packages なんぞとやるとパッケージのリストが出てきます。
ここでパッケージを選択してインストール!なんてことが出来ます。
直接パッケージを指定なら、M-x package-install を使います。

どうやらこの辺は、package.el というパッケージ管理機能や melpa というリポジトリ、Pallet というライブラリ等々、様々なものが組み合わさっているようなのですが、これらが Cask を使うことでサクッと入ってくれるようです。

パッケージソースの管理


前述の通り、Cask で管理したいパッケージソースの追加/変更を行いたい場合には、~/.emacs.d/Cask を編集します。
例えば、marmalade を追加したい場合には以下を追記します。

 (source marmalade)



お問い合わせは 掲示板 にて。