過労死

最終更新日時:2017-02-14 00:00:00
その他のめも

図らずも過労死と向き合う機会がありましたので、素人ながらに調べた情報をメモ的に残しておこうかと思います。


過労死とは


まず、過労死の定義です。
過労死は、簡単に言えば働き過ぎが原因となって引き起こされる死で、2つに大別できます。

1つはいわゆる精神疾患です。
過労や極度のストレスにより精神のバランスが崩れてしまうというケースです。
これが進むといわゆる「うつ病」となり、さらに「自殺」へと進みます。
仕事があまりにつらいあまり、「死んでしまいたい」と思ってしまうようなパターンですね。
これは、過労自殺と呼ばれます。

もう1つは脳や心臓に関する疾患です。
医学的な見地から、脳や心臓に関する疾患は睡眠不足と密接な関係があるとされているそうです。
私が関係した過労死はこちらのパターンです。


過労死の救済と補償


死んでしまったらおしまいです。
どれほど無念な思いがあっても、もちろん本人は何も出来ません。
しかしながら、残された遺族に対しては以下の救済や補償が受けられる可能性があります。
もちろん、死には至らなかったが疾病を発病したケースでも同様に受けられる可能性があります。

1.労災保険の適用


会社の取締役や個人事業主でなければ、つまり従業員として雇用される側であれば、ほとんどの場合は労災保険に加入しています。
労災保険は、一部の業種や条件を満たしていない限りは強制的に加入する義務がありますので、もしその会社が労災保険に加入していなくても、その会社が加入すべき条件を満たしていれば労災保険は適用されます。
労基署により過労死と認定されれば、労災保険の保険金を受け取ることが出来ます。

2.雇用者への損害賠償の請求


その死に対して、雇用者に責任があったと認められれば損害賠償を請求することが出来ます。
法的な手続きとしては民事裁判を行うことになりますが、裁判に至る前に示談で解決するケースも多々あるようです。
2016 年の暮れに話題となった電通事件も 2017 年明けて早々に示談となりましたね。


リンク


私が参考にした情報です。

過労死・過労自殺・労災の相談室
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結局相談には行きませんでしたが、この堤さんという方はワタミ事件の遺族代理人の1人だったりもする、おそらく過労死問題のスペシャリストではないかと思います。
最初に相談しなかったのは無料相談枠が無かったためで、他で相談して空気感が分かった上で相談に行こうと当初は考えていました。


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