OpenVPNをinit.dに対応させる

最終更新日時:2017-03-14 19:14:22
OpenVPN

RedHat 系の yum で OpenVPN をインストールすると、/etc/openvpn ディレクトリは作成されますが、何もファイルは置かれず、いわゆる空ディレクトリの状態となります。
つまり、init.d 経由で OpenVPN を使いたい場合には、必要に応じて /etc/openvpn ディレクトリに設定ファイルを作成しないといけないことになります。

以下、簡単な仕様です。

/etc/openvpn ディレクトリの仕様


/etc/openvpn ディレクトリ以下に *.conf ファイルを置くと、自動的にそれを使用して openvpn コマンドが実行される仕掛けになっています。
この際、openvpn は --daemon オプションで実行されますのでデーモンとして実行されます。
また、--cd /etc/openvpn オプションで指定されますので、証明書等のファイルやステータスファイル等の指定は、/etc/openvpn がワーキングディレクトリとして指定されていることになります。
必要に応じて、/etc/openvpn にコピーするか、もしくは絶対 path で指定する必要があります。

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