Apacheの自動インデックス
最終更新日時:2010-04-27 00:00:00
Apache
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自動インデックスについて
自動インデックス機能とは、ターゲットとなるディレクトリ下の一覧を表示する機能で、lsコマンドのような形式で表示されます。
例えば、
http://xxx.xxx.xxx/directory/
というURLで参照された際に、$DocumentRoot/directory/ にindex.html等インデックスファイルに相当するものがなければ、$DocumentRoot/directory/ 下の一覧が表示されます。
設定
mod_autoindexを使用できる状態にする必要があります。
通常は、デフォルトで組み込まれており、有効になっています。
さらに、httpd.confもしくは.htaccessにて以下を設定します。
Options +Indexes
これで自動インデックスが有効になります。
カスタマイズ
自動インデックスは様々なカスタマイズを行うことが出来ますが、ここではそのうちのいくつかを紹介します。
ソート
IndexOrderDefault でディレクトリ/ファイルのソートに関する設定を行うことが出来ます。
2つの設定値を指定する必要があり、1つめがソート順、2つめがソート対象となります。
ソート順は、Ascending(昇順) / Descending(降順)のいずれかを指定します。
ソート対象は、Name / Date / Size / Description のいずれかから指定します。
なお、ソート対象の2番目のキーは常にファイル名の昇順となります。
設定例:
IndexOrderDefault Descending Name
IndexOptions
その他様々な設定を IndexOptions の設定によって行うことが出来ます。
ここでは簡単なものだけ紹介します。
項目 | 概要 |
---|---|
FancyIndexing | 飾り付きのインデックス表示となります。ソート等ができるようになります。 |
NameWidth=* | ファイル名の列の幅を必要な長さまで延ばします。デフォルトだと固定サイズなのでファイル名が長い場合にはファイル名の表示は切りつめられます |