Perlのインストール

最終更新日時:2009-03-31 11:36:10
Perl

Perlとは


Perl はいわゆるスクリプト言語と呼ばれる言語で、特にテキスト処理に素晴らしい能力を発揮します。
構文的には C 言語に似ているのでテキスト処理以外にもほぼ全般的に使えますが、インタプリタなので、C 言語と比較するとスピード的には劣ります。
しかしながら、その扱いやすさはスピードをカバーしてあまりあるので、現在では UNIX 上での CGI はかなりのものが Perl で書かれています。
もちろん、CGI 以外でもちょっとしたファイル変換等、様々な用途に使えるので、Perl を知っているだけで、開発系のたいていのことは出来ると言っても過言ではありません。
Perl はフリーで UNIX だけでなく Windows 版もありますので、是非覚えておくことをおすすめします。

インストール


Perl-5.10.0の例です。
Perl-5.8.x等でも同様。

まず、Perl.com等からソースアーカイブを取得し、展開します。

 % gzip -dc perl-5.10.0.tar.gz | tar xvf -
 % cd perl-5.10.0


あとは、付属のドキュメントの通りです。
たいていの環境では下記の通り、デフォルトでいいと思います。
特殊な設定を行わなければならない時は、Configure で対話的にパラメータを入力します。

 % rm -f config.sh Policy.sh
 % sh Configure -de
 % make
 % make test
 % make install


miniperl作成でエラーになる場合


私の経験では、64bit OS上でPerlをビルドする際にエラーとなることがあります。
エラー内容としては、miniperlを作成する箇所でコンパイルエラーとなるのですが、Perl の make 時に miniperl でエラーになる場合の対処方法を参考にして、config.shを以下のように修正して対処しました。

 ld='gcc'
 libs=-lnsl -ldl -lm -lcrypt -lutil -lpthread -lc
 perllibs=-lnsl -ldl -lm -lcrypt -lutil -lpthread -lc



リンク


Perl のページShiftJIS を扱うためのモジュールがいろいろあります。


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