DNSTran
最終更新日時:2007-09-06 16:46:52
ログ解析関連
ログ解析関連
DNSTran とは
DNSTran は、Web サーバ等のログに書かれている IP アドレスを逆引きしてドメインを情報を取得するツールです。
Analog, AWStats, webalizer 等の DNS キャッシュファイルとして使われている dnscache を作成したり、Web サーバのログ自体を書き換えたりということも可能です。
インストール
DNSTran は、様々なプラットフォームに対応していますが、それぞれのプラットフォームでのバイナリで配布されています。
従って、インストールはアーカイブを取得後、展開して実行ファイルを適当なところに置くだけです。
アーカイブは、DNSTran の配布サイトから取得できます。
ちなみに、ソースは公開されていないのでいざという時に修正できないというリスクは若干あります。
実行方法
以下のように実行します。
% dnstran -f dnstran.cfg access_log
dnstran.cfg は設定ファイル名です。
access_log は複数ファイル指定可能です。
dnstran には他にもたくさんのオプションがありますが、それらは設定ファイルで指定可能です。
設定
DNSTran の設定は設定ファイル(dnstran.cfg が最初から用意されている)で行います。
以下は、設定ファイル内で設定可能な主な項目です。
項目名 | 設定値 | 内容 |
---|---|---|
translate | yes/no | 変換したログファイルを出力する |
compress | yes/no | 変換後のログファイルを圧縮するかどうか。yes なら gzip で圧縮、no なら圧縮せず、.out という拡張子となる |
cache | ファイル名 | dnscache のファイル名 |
expire-good | 1-365 | 以前、逆引きに成功した IP アドレスに対してのキャッシュの有効期間(週単位) |
expire-failed | 1-365 | 以前、逆引きに失敗した IP アドレスに対してのキャッシュの有効期間(週単位) |
exchange | yes/no | 変換後のログファイルを変換前のログファイルと置き換える |
delete-input | yes/no | 変換後にログファイルを削除する |