groff

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日本語対応の groff のインストールメモです。

日本語対応の groff をインストールするのに一番簡単なのは日本語対応の groff rpm をインストールすることです。
が、rpm を使いたくない場合には、groff の srpm をダウンロードしてきます。
最近のディストリビューションでは既に日本語パッチがあたっている状態、かつ、日本語 man 対応マクロを既に含んでいるので、これをビルドして使います。（rpm参照）
インストールディレクトリを変えたい等の理由で、どうでしても configure からしたい人は、

 % ./configure --enable-japanese
 % make
 % su
 # make install

で、インストールできます。

さらに、どうしても srpmすら使いたくない人は、以下のような方法もありますが、バージョンが古いのでおすすめできません。

groff-1.15 を手に入れ、展開します。

 % gzip -dc groff-1.15.tar.gz | tar xvf -
 % cd groff-1.15

groff-1.15+jgroff インストールメモよりgroff-1.15+jgroff をダウンロードし、groff-1.15 を展開したディレクトリでパッチをあてます。

 % bzip2 -dc ../jgroff-0.99.1.1.tkd.bz2 |patch -p1

あとは同様。

 % ./configure
 % make
 % su
 # make install

日本語 man 対応マクロを 日本語 man 環境の設定よりダウンロードし、groff のマクロを置くディレクトリ ( /usr/local/share/groff 等 ) で展開。
これで、groff -mandocj -Tnippon hoge.1 で日本語 man ページが表示されるはずです。