man

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日本語対応の man のインストールメモです。

man の実行には man 自身はもちろんですが、groff というコマンドを必要とします。
また、通常 man のページャーとして less を使用することが多いです。
従って、man, groff, less の３つのコマンドを日本語対応させる必要があります。
詳しい情報が必要な方は日本語 man 環境の設定を見るといいでしょう。
ここでは、groff, less については既に日本語対応できていることを想定しています。
groff と less の日本語化についてはそれぞれのメモを参照。

インストール

一番簡単なのは日本語対応した man の rpm をインストールすることです。
rpm をインストールしたくない場合には、srpm を使用します。
最近のディストリビューションでは既に日本語パッチがあたっているので、そのままビルドして、make install します。（rpm参照）

srpm も使いたくない場合には、以下のようにします。

man-1.5g を手に入れ、展開します。

 % gzip -dc man-1.5g.tar.gz
 % cd man-1.5g

日本語 man 環境の設定より man の日本語パッチをダウンロードし、man-1.5g を展開したディレクトリでパッチをあてます。

 % gzip -dc ../man-1.5g-ja2.diff.gz | patch -p1

あとはおきまりの手順です。

 % configure +lang en,ja -ask

ここでいくつか聞いてきますので答えます。

 % make
 % su
 # make install