Apacheのserver-status

最終更新日時:2007-03-06 18:17:22
Apache

Apacheのserver-statusの機能を使って、Apache 自身が持つステータス情報から統計情報を取得する方法です。

設定


mod_status の組み込み


これはデフォルトでは組み込まれまるので、--diable-module=status とかでコンパイルしていない限り問題ありません。
万が一上記のようなオプションを指定していた場合には再コンパイルが必要です。

httpd.conf の設定


以下のような記述を追加します。

 ExtendedStatus On
 <Location /server-status>
     SetHandler server-status
     Order deny,allow
     Deny from all
     Allow from localhost
 </Location>


取得方法


Apache のステータス情報は、http://domainname/server-statusというURLを参照することで取得できます。
※実際にデータとして使うステータスは server-status?auto

グラフ化


ステータス情報から統計情報を作成し、さらにグラフ化することを考えます。
グラフ化するアプリケーションとして MRTG をインストールします。
あとは、MRTG に合うようなデータに加工し、MRTG の設定ファイルを書いて mrtg を実行すればOKです。
が、Kamiyashiki Laboratory の server_status のグラフ化 (MRTG) に Apache のステータスから MRTG を使って統計情報をグラフ化するスクリプトが公開されているので、これを使うことをお勧めします(/o\)

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