up2date

最終更新日時:2007-04-09 17:56:13
Linux系

up2dateがインストールされているLinux のディストリビューション(RedHat ES,CentOS等)では、up2dateを使用することによりパッケージの管理を行うことが出来ます。

使用方法


up2dateを使用するにはGPG の鍵を登録する必要があるので、以下のようにして登録します。

 # rpm --import /usr/share/rhn/RPM-GPG-KEY


更新可能なパッケージを全て更新するには以下のようにします。

 # up2date -u


パッケージを新たにインストールするには単にパッケージ名を指定するだけでOKです。

 # up2date package_name


カーネルも更新するには


up2dateはデフォルトではカーネル関連についてはアップデートしません。
カーネルもup2dateに対応させるには/etc/sysconfig/rhn/up2dateのpkgSkipListに設定されているカーネル関連のパッケージをスキップする設定を削除すればOKです。

ミラーサイトを使用


例えばCentOSではup2dateはデフォルトではhttp://mirror.centos.orgを使用してパッケージのアップデートを行います。
が、上記はかなり重いので通常は国内のミラーサイトを使用した方が圧倒的に速いです。
国内のミラーサイトとしては、rikenやiijがあり、例えば/etc/sysconfig/rhn/sourcesを以下のように設定するとup2dateはrikenのサイトを使用するようになります。

 yum centos4-Base http://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/os/$ARCH/
 yum centos4-Updates http://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/updates/$ARCH/
 yum centos4-extras http://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/extras/$ARCH/
 yum centos4-contrib http://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/contrib/$ARCH/
 yum centos4-addons http://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/addons/$ARCH/


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