sendmail

最終更新日時:2010-04-27 00:00:00
メール関連

概要


sendmailはMTAの代表格ですが、個人的にはもはや使いたくない(/_\;)
しかしながら、過去の遺物として使うことも多々あるので、以下、sendmailの雑多なメモです。

trusted-users


sendmailコマンドを使用して、以下のようにFromを偽装することが多々あります。

 sendmail -f xxx@xxx.xxx


しかし、何も設定せずに実行すると、メールヘッダに以下のようなヘッダが追記されます。

 X-Authentication-Warning: yyy.yyy.yyy ossan set sender to xxx@xxx.xxx using -f


要するに偽装したことがバレバレとなり、このヘッダによってspamと判定するようなシステムも多々あるようです。
従って、X-Authentication-Warning ヘッダが付かないよう設定したいわけですが、/etc/mail/trusted-usersファイルを設定することにより実現可能です。
例えば、trusted-usersファイルを以下のように記述した場合には、、、

 root
 apache
 koumei2


root,apache,koumei2ユーザーが sendmail -fでメールを送信しても X-Authentication-Warning が付かないようになります。

mailertable


mailertableを使用することで、指定したドメイン宛のメールに対する処理を設定することが出来ます。
処理はいろいろ設定できるようですが、個人的には単なる配送くらいしか使ったことはありません(/_\;)

xxx.com 宛のメールを mail.xxx2.com に SMTP 配送する場合には以下のように設定します。

 xxx.com smtp:mail.xxx2.com


xxx.com の全てのサブドメイン宛のメールをターゲットとする場合には以下のように設定します。

 .xxx.com smtp:mail.xxx2.com


全てのドメイン宛のメールをターゲットとする場合には以下のように設定します。

 . smtp:mail.xxx2.com


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