mount

最終更新日時:2010-08-23 00:00:00
Linux系

概要


いわずと知れた mount 機能。
基本的な使い方は man ページ参照ということで、ここでは少々特殊な項目について紹介します。

強制的にumountする


nfs の mount 先がダウンしているが、device busy なので umount できない場合に使用します。

 # umount -l /mnt/anywhere


ただし、基本的にはその前にfuserを使ってumountしたディレクトリを掴んでいるプロセスを割り出すべきでしょう。

 # fuser -v /mnt/anywhere


おそらくLinux限定。
もしかしたら、RedHat系限定?

ISOイメージを mount する。


CD 等の ISO イメージは以下のように mount することができます。

 # mount -t iso9660 -o loop ISO_image.iso /mnt/mount_point


mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on xxx


mountをしようしとして以下のようなエラーが出ることがあります。

 mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on xxx,
        missing codepage or other error
        In some cases useful info is found in syslog - try
        dmesg | tail  or so


そして、メッセージ通りに syslog を確認したり dmesg の出力を見たりするのだが、全く何も出ていない、、、、なんて時はパッケージを見直しましょう。
おそらく、nfs-utilsが入っていない可能性大です(^_^;

なお、nfs-utilsをインストール時に portmap も一緒にインストールした場合には、明示的に起動しておく必要があります。

 # /etc/init.d/portmap start


ソースからのインストール


※かなり古い情報です。

Linux限定、mount-2.11g-5 の例です。

Red Hat のサイト等から最新のソースパッケージを持ってきて、BUILD ディレクトリに展開し、その後は以下の通り。

 % cd util-linux*/mount
 % make
 % su
 # make install


※このバージョンでは、O_LARGEFILE が未定義と make で失敗するので、-D_LARGEFILE64_SOURCE を指定して回避しました。

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