ADSLの導入

最終更新日時:2009-12-28 00:00:00
自宅サーバへの道

自宅にサーバを立てようと考えた場合、外からアクセスできなくてよいのであれば、家の中だけで LAN を組めばOKです。
が、外からアクセスできた方が、例えば Web を立ち上げるのであればより多くの人に見てもらえるし、個人的に使う用途でも自分が外からでも参照できることにより、情報も参照しやすいし作業も外から行えたりと非常に便利です。
従って、まずは回線を契約し、インターネット接続することを考えます。
選択肢はいろいろあり、単なる電話回線のアナログ接続から ISDN, ADSL, 光接続等々ありますが、私はフレッツ ADSL を導入しました。
ADSL であれば通常、通信費を気にせずに完全に常時接続環境にすることができます。

さて、NTT の工事が終了し、プロバイダの作業が終了したら、いよいよ ADSL 接続の開始です。
いきなりサーバマシンを ADSL に接続してみてもいいのですが、私はとりあえずメインで使っているWindowsマシンをADSL 接続してみました。
NTT から送られてきたものの中に ADSL 接続ツールがあり、これをインストールします。
設定はプロバイダで登録しているユーザー名とパスワードを設定するだけです。
これでとりあえず ADSL 接続が正常にできることが確認できるので、次はいよいよサーバマシンの ADSL 接続を行います。

固定IP

私が以前利用していたプロバイダでは年間 3600 円(300 円/月)で固定 IP サービスが利用できるので、迷わずこれを使用しました。
しかも、プロバイダのサブドメインになってしまいますが、ドメインもタダでもらえました。
固定 IP にすれば外部からでも家にアクセスする際に IP が決まっているので簡単ですし、IP自体を外部に公開することもできます。
固定じゃなくても外部からアクセスはできますが、動的 IP だとその時々で IP が変わってしまうので、ちょっと面倒です。
固定 IP を取得できる人なら断然固定 IP がおすすめです。

ダイナミックDNS

現在は、諸事情(主に回線業者の規則とプロバイダのサービス内容と料金との兼ね合いですな)により固定 IP ではなくなっています。
が、ダイナミックDNS(DDNS) を使用することにより動的 IP の問題をある程度回避しています。
ダイナミックDNSは無料でサービスを提供しているところもあり、また有料でも安いところが多いので、動的 IP で使用している人は大変便利なサービスです。
固定 IP のようにはいきませんが、個人の用途としては十分かと思います。
ダイナミックDNSの詳細は、ダイナミックDNSを参照。

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