VMware(古い情報)

最終更新日時:2010-08-04 00:00:00
VMware

概要


新しい情報は、VMwareを参照。
ここの情報は基本的にはもう古いです。

以下、ほぼCentOS on VMWare Player をインストールするを参考にして環境を作成した時のメモです。

インストール


VMware上でエミュレートするOSをゲストOSと呼びます。(逆にVMwareが稼働するOSをホストOSといいます)
ゲストOSはPC/AT互換機上で動作するOSであれば何でもOKなのですが、ここでは例としてホストOSがWindows、ゲストOSがCentOS-5.0、つまり、Windows上でCentOS-5.0を稼働させる例を紹介します。

VM Playerのインストール


Windows上にVMwareをインストールします。
Download VMware PlayerからVMware Playerをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行すると、インストールウィザードが実行されるので、適宜指定してインストールします。

CentOSの入手


CD版のCentOSでも使用可能なのですが、とても面倒なのでDVD版のCentOSのイメージを入手します。
CentOSはbittorrentでしかDVDのイメージ配布してないのでbittorrentのクライアントソフトを使用します。

仮想ディスクファイルの作成


VMware Playerは仮想ディスクファイルと呼ばれるものを読み込んでVM環境を提供します。
この作成機能は商用版VMwareにはあるのですが、VMware Playerにはありません。
そこで、Qemuというソフトを使用して仮想ディスクファイルを作成します。
Qemuをインストールし、コマンドプロンプトで以下のように実行します。

 > qemu-img.exe create -f vmdk d:\vmware\centos.vmdk 20G


ここで指定している 20G は仮想ディスクサイズの最大サイズです。
実際の使用量は必要なだけしか使いませんので、大きめのサイズを指定した方がよいでしょう。

設定ファイルの作成


自分で一から作成するのはかなり難解です。
VM BuilderでWeb上で設定ファイルを作成するサービスが公開されているので、ここでざっと作成して必要であれば手直しすると簡単です。
作成した設定ファイルをcentos.vmx等の名前で保存します。

ネットワーク設定


VMware Playerをインストールしたディレクトリ上にvmnetcfg.exeがあります。
これを実行します。
表示されたウィンドウの「ホスト仮想ネットワークの割り当て」タブを選択し、VMnet0にNICを割り当てます。

VMware Player実行


centos.vmxをダブルクリックしてVMware Playerを実行すると、VMware Player内でDVDイメージのCentOSがbootされます。
後は、普通にマシン上で実行されているのと同様にCentOSのインストールを行っていけばOKです。
もし、正常にCentOSがbootされない場合には設定ファイルが間違っているので、確認します。

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