VMware(古い情報)
VMware
概要
新しい情報は、VMwareを参照。
ここの情報は基本的にはもう古いです。
以下、ほぼCentOS on VMWare Player をインストールするを参考にして環境を作成した時のメモです。
インストール
VMware上でエミュレートするOSをゲストOSと呼びます。(逆にVMwareが稼働するOSをホストOSといいます)
ゲストOSはPC/AT互換機上で動作するOSであれば何でもOKなのですが、ここでは例としてホストOSがWindows、ゲストOSがCentOS-5.0、つまり、Windows上でCentOS-5.0を稼働させる例を紹介します。
VM Playerのインストール
Windows上にVMwareをインストールします。
Download VMware PlayerからVMware Playerをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行すると、インストールウィザードが実行されるので、適宜指定してインストールします。
CentOSの入手
CD版のCentOSでも使用可能なのですが、とても面倒なのでDVD版のCentOSのイメージを入手します。
CentOSはbittorrentでしかDVDのイメージ配布してないのでbittorrentのクライアントソフトを使用します。
仮想ディスクファイルの作成
VMware Playerは仮想ディスクファイルと呼ばれるものを読み込んでVM環境を提供します。
この作成機能は商用版VMwareにはあるのですが、VMware Playerにはありません。
そこで、Qemuというソフトを使用して仮想ディスクファイルを作成します。
Qemuをインストールし、コマンドプロンプトで以下のように実行します。
> qemu-img.exe create -f vmdk d:\vmware\centos.vmdk 20G
ここで指定している 20G は仮想ディスクサイズの最大サイズです。
実際の使用量は必要なだけしか使いませんので、大きめのサイズを指定した方がよいでしょう。
設定ファイルの作成
自分で一から作成するのはかなり難解です。
VM BuilderでWeb上で設定ファイルを作成するサービスが公開されているので、ここでざっと作成して必要であれば手直しすると簡単です。
作成した設定ファイルをcentos.vmx等の名前で保存します。
ネットワーク設定
VMware Playerをインストールしたディレクトリ上にvmnetcfg.exeがあります。
これを実行します。
表示されたウィンドウの「ホスト仮想ネットワークの割り当て」タブを選択し、VMnet0にNICを割り当てます。
VMware Player実行
centos.vmxをダブルクリックしてVMware Playerを実行すると、VMware Player内でDVDイメージのCentOSがbootされます。
後は、普通にマシン上で実行されているのと同様にCentOSのインストールを行っていけばOKです。
もし、正常にCentOSがbootされない場合には設定ファイルが間違っているので、確認します。