真田幸村@海音寺潮五郎
2007-06-15
先日信玄記念館?に行ってきたのもあって、なんとなく海音寺潮五郎の真田幸村を読み返してみた。
真田幸村といえば大阪冬・夏の陣での戦いが有名だが、本作はこの真田幸村の若き日にスポットをあてている。
ちょうど信玄が死んだ後勝頼が後見人として立ち、その勝頼が信長に滅ぼされるあたりから始まっており、主家を失った真田家が懸命に生き残り作戦をしかけている様が描かれている。
それとは別に信証尼と幸村とのやりとりも面白い。
これがハッピーエンドなら言うこと無いのだが。。。。
結末が分かっているだけに救いがないものである。
もっとも、結末までは本作ではふれていないが。