病院へ

2001-06-17

朝から病院に行って来た。
正直言って、寝ているうちに何か起こるんじゃないかという思いが起きてしまってほとんど寝れなかったんだが、どうやら何も起きなかったみたい。
病院に行ってばあちゃんに会ったのだが、ものすごく痩せてしまっていた。
本当に尋常じゃない痩せかた。見るに忍びない(>_<)
もう歩いたりするどころか座ることすらできないようなのだが、意識はものすごくはっきりしていた。
会話も普通に出来るし、会話だけ聞いていると全然重病人とは思えない。
それだけに本当に見ているのがつらい・・・(泣)
ただ、生きている姿を見れるのはこれが最後かもしれないので、頑張って目に焼き付けることにした。
今の容態についても詳しく聞いた。
どうやら昨夜は輸血をしたことによりちょっと持ち直したらしいが、まだまったく安心はできないらしい。
というのも、医師にも原因が判別できていないのだそうだ。
検査をすればもちろん判別できる可能性はあるんだろうが、もう大がかりな検査をする体力も残っていないという状態らしい。
それと、このばあちゃん、実は今まで一度も病院に行ったことがなかった。
病院側からすると、ばあちゃんの日頃の状態を全く把握できない。
原因が分からないということは治療もできないわけで、結局もう治る可能性は少ないということだろう。
だいたい、原因がもし分かったとしてももう手術なんてできる体力は全く無いわけだし、治療もおそらくできないという状態だろう。
ただ、唯一の明るい希望としては、今朝血液検査を行った結果、病状はちょっと良くなったということ。
つまり、輸血が有効であったということだろう。
昨日、「今日か明日レベル」って話は、どうやら輸血しないともう打つ手なしで、輸血してもうまくいかない可能性もあるという話だったらしい。
実際、今でも輸血以外は打つ手なしみたいだが。
1時間ほど病院にいたのだが、多少持ち直したということで、とりあえず帰ることにした。

実は、今日は予定では野球の試合。
しかも公式戦
今から向かってもなんとか間に合いそうなので、行ってみた。
3時に試合開始の予定で2時半くらいについたのだが、なぜか試合開始が早まることに(泣)
これじゃあ、せっかく間に合ったのにダメじゃん!!
キャッチボールもしてない状態だったので、とりあえず先発出場は無理ってことで途中出場することになった。
試合の方は1回に4点取られ、2回も点を取られてさらにピンチ!!
ここでリリーフとして出場。
で、出るや否や、いきなり最初のバッターをピッチャーゴロに打ち取ったのだが、一塁へ暴投(/_\;)
結局この回3点取られた(泣)
いきなり7対0・・・コールド負けの危機(/_\;)
その裏ランナー1・2塁で打席が回ってきた。
もう狙いは100%ホームラン( ̄ー ̄)
前のバッターがフォアボールだったんで、定石通り初球を狙う。
気分はレフトスタンドだが、ボールはレフト前へ(^_^;
当たりはまあまあだったんだけど、バットの先っぽだった。残念(/_\;)
まぁ、それが幸いしてレフト前ヒットとなり、ランナー満塁。
ここから打線が爆発。3点を返す!
次の回からは、相手打線を押さえたのだが、こっちも押さえられてしまい、結局双方無得点のまま5回の裏へ。
うちの攻撃で、ツーアウトながら満塁のチャンス!!
こんな絶好のチャンスでオレの打席!
この時点で7対3だったので、ホームランなら同点!!
1球目・・・・絶好の内角の球!!・・・と思って思い切り振ったらちょっと高めの球だった(/_\;)
いきなり派手に空振りをして1ストライク(/_\;)
この空振り、ヘルメットが吹き飛ぶほどの長島ばりの空振り(/_\;)
2球目・・・・ボール。
3球目・・・・今度こそ絶好球!!真ん中やや内角!!
思い切り強振!!
今度も気分はホームラン!!・・・・・・・・・・・だったのだが、結果はサードファールフライ(/_\;)(/_\;)(/_\;)
そして、その瞬間、球審から「集合!」の声が!!
一瞬何事が起きたか分からなかったのだが、どうやら試合終了らしい。
まだ5回なのになんで!?と思っていたら、どうやら時間制限があったらしい。
ということで、敗戦!!
しかもオレは最後の打者(/_\;)

夜になってから電話をしてばあちゃんの様子を聞いてみると、けっこう持ち直してきたらしい。
まだ原因はつかめてないみたいだし、もちろんまだまだ油断はできないんだけど、それでも見通しはかなり明るくなったという話。
正直ホッとした。

2001
5