20世紀少年第3章
待ちに待った20世紀少年第3章。
原作とは違う結末!とのふれ込みだがさて。。。。。
諸事情により当日予約したのだが、この時点で良い席が選択できず!
あのパイレーツオブカリビアン並みの混雑が予想される。
しかし、行ってみるとそれほど混雑でもなく、ハリーポッターよりはちょっと多めというくらい。
ま、いずれにしろ、かなりの人気ぶりですな。
さて、以下感想を。(ネタバレあり)
原作とは結末が異なると言いつつ、なにげに「ともだち」は同じ人物じゃん(笑)
原作はともかく、映画ではかなりこの人物の影は薄いのでちょっとこの結末は無理があるな~というのが素直な感想。
だって、第3章でこの人物の名前ってほとんど出てきてないでしょ?
っていうか、第2章でも出てきた記憶が無い。。。。
第1章では出てきたけど、こんな半年以上前の内容を覚えてないといけない映画って。。。。
ということで、まずは第1章、第2章を見ておくことは必須な映画ということで確定ですな。
結末以外の部分で言うと、とにかく「フクベエ」が小6の時に死んでいたという設定にビックリ(笑)
いや~これは意外でした(^_^;
これ自体は問題ないとは思うのだが、同窓会に行ってあれだけ大勢の人間を欺せるものか!?
よほど顔かたちが似てれば別だが。。。。
ま、原作もこの辺の解釈はイマイチ不透明だけどね。
あとは、キリコが夫に偽名を使われていたとか、銃弾に倒れたのは影武者だったとか、この辺は正直ちょっと陳腐な香りがする。
原作が、フクベエとカツマタくんがそっくりだったという点以外はシックリきていたことと比べると、かなり完成度の点で劣るような気がするな。
ヨシツネがお面をかぶっていたという話も映画オリジナルだが、これ必要あったのかな?
鑑賞者に一瞬ヨシツネが「ともだち」だと思わせる演出だと思うが(というか、それ以外に思いつかない)、はっきり言っていらんと思う。
こんなの入れるんだったら、原作に忠実にサダキヨあたりをもっと登場させてもよかったと思うのだが。。。
とはいえ、キャストは相変わらず素晴らしいし、映像もなかなか迫力があってよかった。
メロディ不明だったグータラの歌?もなかなか良い感じの歌になっており、この辺は原作では表現しきれない良いところですな。
ということで、総評としては非常に面白かった。
ホントは原作に忠実にしてもらった方が面白かったかもしれないが、映画にするとあまり何でもかんでも詰め込むわけにもいかないし、今回くらいのボリュームで良かったのかも。
おそらく3巻セットでDVDとか発売すると思うのだが、速攻で買ってしまいそう(/_\;)