ホノルルマラソン2007を振り返る

2007-12-13

さて、今回のホノルルマラソンを振り返ってみる。
まずは何はともあれ、今年の運営に苦言を呈さねばなるまい。

今回のホノルルマラソン、ホントに運営が酷かった。
まずレース登録料激増。
ま、これはサービスがその分充実するなら仕方ない。
しかし、実際は去年と比べてむしろグレードダウン。
特にチップが以前のチャンピオンチップ型のものではなく、サンドイッチに付いてるバーコードかと見紛うようなショボイ変なペラペラなヤツ。
こんなんで大丈夫なのか?と初日に不安を覚えたのだが、それが的中したのかホノルルマラソン始まって以来?の計測失敗という大トラブル。
ま、ゴールタイムが計測されなかったというだけならまだしも、「計測されなかった=ゴールしてない」と見なされ、完走証すら発行されず。
これは酷すぎる(-_-#

一応ホノルルマラソン協会からのコメントもコピペしておこう。

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Due to severe weather conditions during the 2007 race, our automated timing systems suffered multiple malfunctions.
The full impact of these failures is not known. Honolulu Marathon officials are making every effort to verify as much finisher data as possible. Fortunately, none of the finish line video was affected. This video will be painstakingly reviewed during this process, which may take three to four weeks to complete.

We understand how important your finishing time is, and we apologize for any delay or inconvenience this causes you.
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【和訳】
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ホノルルマラソン2007開催中の悪天候の影響によりいくつのかの要因が重なり、ホノルルマラソン協会の大会記録計測システムに不具合が発生してしまいました。これによる影響の範囲はまだ明確になっておりません。ホノルルマラソン協会は、完走された方のデータを有効なものにするために、できるだけの対応を行います。幸いなことに、フィニッシュラインにおけるビデオ撮影は問題なく行われております。このビデオを入念に見直す作業を行うのに3-4週間程度の日数要するものと思われます。

私どもでは、皆様の完走データが皆様にとっていかに大切なものであるかを十分に理解しております。また、この件に関して完走証のお渡しが遅れるなどのご不便をおかけしてしまって方に、深くお詫びいたします。
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「悪天候の影響によりいくつのかの要因が重なり」とか書いてるけど、ホントか?
チップを変なヤツに変えたから不具合が出たんじゃないの??
はっきり言って、システムに障害が起きるような豪雨では決して無かったはず。
あんなんでシステムに障害が起きるなら世界各地でもっとシステム障害が頻発しますな。

とりあえず完走証は後日郵送してもらえるようなので、この点では救いがあるのだが、レース翌日の完走証受け取りの場でのホノルルマラソンの運営は本当に酷かった。
まず、例年通り小1時間ほどカピオラニ公園で並んでいたのだが、「お前の完走証はない」と言われ、さらに「トラブル用のデスクに行け」とのこと。
トラブル用のデスクに行ってみるとそこには長蛇の列が。。。。
なんで、また列に並ばなきゃ行けないんだよ(-_-#
仕方なくまた小1時間ほど並び、ようやく自分の番に。
そこでは何の説明もなく、いきなり「自分で計測したタイムを教えろ」と。
「そっちではタイムは計測していないのか?」と聞き返したのだが、英語がうまく通じず、向こうは「自分で計測したタイムを教えろ」の一点張り。
もう全く意味が分からないので、日本人の担当を呼んでこれはどういうことなのか説明を求めた。
すると、やはり自分のタイムは記録されていないので、ゴールシーンのビデオを確認してタイムを割り出すしかない。
そのための参考としてタイムを聞いているとのことだった。。。
結局、このトラブル用デスクの用途は各自の計測したタイムを聞くだけのもので、今回のトラブルの説明をするとかトラブルの被害者に完走証を発行するなんてことは全くしていなかった。
要するに、自分のタイムを申告するだけのために1時間ほども並ばされたということ。
あまりの対応というか運営のお粗末さに怒りを通り越してホントにあきれてしまった。
そんなのトラブル用のデスクじゃなくて、最初の完走証受け取りの列で一緒にやればいいじゃん。何の意味があるんだよ。。。。(-_-#
結局、このトラブル対応で無駄に時間を使ってしまったので、合流予定の仲間には会えず、完走証ももらえずという最悪の結果に。
結果的には数時間を無駄に列に並んで経過しただけ。
これだったら当日カピオラニ公園に行かなけりゃよかったよ。
オレのホノルルでの貴重な数時間を返して欲しい。ホントに(-_-#

ちなみに、あまりにも納得がいかなかったので、こんな大失態をしておいて協会の方では何らかの補償を考えているのか聞いてみたけど、現状では何も考えてないって。
いやいや、ホントに殿様商売ですな(-_-#

ホノルルマラソンにはボランティア、スタッフ、現地の方等々、本当に自分の利益とは無関係に頑張られている人達がたくさんいる。
が、それを承知の上であえて言おう。

今年のホノルルマラソンの運営は最低だった!!

走り終わった直後は来年も出場するしかないか、と思ったけど、今は正直なところ出場する気がかなり無くなってしまった。
来年運営が良くなったらそのうち参加するかもね、って感じ。

ま、招待してくれるなら出場も考えるので、とりあえず日本事務局にクレームは出しておいたけどね。
日本事務局にクレーム出しても協会に届くか微妙な気もするけど。
本当は英語でホノルルマラソン協会にクレーム付けたいところだが、そんな英語力は無いし(/_\;)

2007
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