リング~らせん~ループ
2009-01-22
ふと思い立って鈴木光司のリング~らせん~ループを読み返してみた。
リングはご存じ超絶ホラー。
らせんは医学サスペンス?
そして、ループでこの3部作の全貌が判明。
読み返してみても、やはりスゴイ!という一言なのだが、改めて調べてみると、この3部作は当初からストーリーがあったわけでなく、リングを書いた後にらせんを考え、その後にループを考えたらしい。
これはちょっと驚き。
どう考えても、ループを最初に考えついてらせんのストーリーが出来、そこからリングを思いついたとしか思えない。
それにしてもループの考え方というのは斬新。
まさに目から鱗。
ということで、ループは非常におすすめなのだが、ループを読む前にはやはりらせんを読んだ方が良いし、それならリングから読むべき。
そういう意味ではリングをホラーっぽくしたのは逆に良くなかったんじゃないかと個人的には思うのだが、そうじゃないとリングはヒットしなかったわけだし。
なかなか難しいものですな~
ちなみにバースデイは3つの短編からなっていて、3部作を補うとも言える作品!ということで読んでみたのだが、かなり期待はずれ。
3部作で個人的に謎だった部分は全く解明されてないし、まさに蛇足という感じ。
いつの日かこの3部作の謎が解ければ、、、、と思うが無理っぽい。
ま、また気になった季節に読み直すような気がするな。たぶん(/_\;)