山口・光市母子殺害事件で死刑確定

2012-02-21

例の鬼のような犯人の死刑が確定したらしい。
個人的には死刑反対なのだが、終身刑の類が無い日本では、今回の事件での死刑判決はやむを得ないかと思う。
この犯人のように残忍極まりない上に反省もゼロという場合には、もはやまともな人間として扱うことができないだろう。
もし、この犯人が無期懲役判決となって、何年か後に世の中に出てくると考えると非常に恐ろしい。
原告の方は、いわゆる被害者の人権、、といったものを主張していたかと思うが、被害者の人権を考えなくても、この犯人は永久的に世の中に出して欲しくないものだ。
そういった意味では終身刑が妥当だが、終身刑が無い日本では死刑にせざるを得ないだろう。

ちなみに、よく精神障害とかでまともに判断できない状態であった、、、として無罪となったり刑が軽くなったりするが、これはホントにおかしいと思う。
まともに判断できないような人間は世の中に出してはいかんだろう。

そういった意味でも、今回の事件での死刑判決はもっとも妥当であると思う。


山口・光市母子殺害事件で死刑確定へ
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00217641.html

山口・光市の母子殺害事件で殺人などの罪に問われ、差し戻しの控訴審で死刑を言い渡された犯行当時少年の男について、最高裁判所は、上告を退けた。これで、男の死刑が確定することになる。
今回の判決は、今後の死刑を適用する判断基準を変えていくとみられる。
殺人を犯した被告が死刑になるかならないかの1つの基準となってきたのは、1968年に警備員など4人が射殺された、いわゆる「永山事件」。
この事件で、犯行当時19歳だった故・永山則夫元死刑囚には、死刑が言い渡された。
この永山事件で、「4人を殺害した」というのが基準となり、1992年に千葉・市川市で起きた一家4人殺害事件、1994年に大阪・愛知・岐阜で相次いだ男性4人がリンチの末に殺害された事件で、それぞれ少年らに死刑の判決が出ている。
永山事件以降、死刑判決が出たのは、殺害された人の数が「4人」ということで、光市母子殺害事件の裁判では、殺害された母子2人でも、死刑判決が出たということになる。
今回の死刑判決について、元東京地検公安部長の若狭 勝弁護士は「今回の判決は、死刑適用になる枠を実質的に広げた。今後の裁判に、かなり影響が出てくる」とコメントした。


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