cpanm

概要

Perlモジュールをインストールするためのアプリケーションです。
CPAN からはもちろん、ローカルの tar ball、Web 上の tar ball などからもインストールすることができるので非常に便利です。
しかも、通常の cpan コマンドと比較して非常に早く、無用なメッセージが出力されず洗練されていますので、cpan を使っているのであれば cpanm を使うようにすることをおすすめします。

インストール

App::cpanminus というモジュールに cpanm コマンドが含まれていますので、これを CPAN あたりから持ってきてインストールします。
※もしくは、http://xrl.us/cpanm から cpanm コマンドのみ取得できるようですが、こちらは未確認

perlbrew を使っている場合には、以下でインストール可能です。

 % perlbrew install-cpanm

使い方

例えば CGI.pm を CPAN からインストールする例です。
もちろんバージョンが古い場合にも自動的に判定してアップデートしてくれます。

 % cpanm -l /home/xxx/perl5 CGI

-l 指定で、インストールするディレクトリを指定できます。
これは便利！
なお、毎回 -l で指定しなくても、下記のように環境変数で設定しておけば引数は省略可能です。

 % setenv PERL_CPANM_OPT "-l PERL_CPANM_OPT"

他にもオプションがいろいろあり、cpanm -h でヘルプが出てきますので一度見ておきましょう。

現在の問題

cpanm を使用すると、ディレクトリ指定した下の lib/perl5 以下にモジュールがインストールされます。
個人的には、lib 以下にモジュールをインストールしたいのだが、これが分からない。。。
どうやらオプション指定では無理っぽいのだが、cpanm の中身を見てもよく分からない。。。
local::lib あたりを入れると解決できるっぽい気もするが、あまり時間をかけたくなかったので、現在では lib/perl5 -> lib のシンボリックリンクで回避。
ちょっと気持ち悪い。。。。(/_＼*)