東野圭吾

最終更新日時:2011-04-20 00:00:00
読書の秋

東野圭吾とは


私が2001年に初めて著作を読んでから現在に至るまで愛読しているミステリー作家です。
いわゆる本格・正当派からパロディ・お笑い系までかなり幅広い範囲で作品があるので、1冊読んでみてダメだと思っても何冊か読んでみることをおすすめします。
また、著者自身は理系出身で技術者としてサラリーマンの経験を経て小説家となったという変わり種で、その辺が著作の内容の幅広さに繋がっているのかもしれません。

11文字の殺人


光文社文庫

悪意


講談社文庫

あの頃ぼくらはアホでした


集英社文庫

ある閉ざされた雪の山荘で


講談社文庫

やられた(/_\*)
犯人自体はわりと簡単に分かったのだが。。。
本格ミステリーが好きな人におすすめの1冊です。

ウインクで乾杯


祥伝社文庫

嘘をもうひとつだけ


講談社文庫

犯人や犯人に関係する人物達のつく嘘を加賀刑事が見破り、事件を解明していくという短編集です。
1話1話が短く、サクサク読めるので通学・通勤時の電車内とかで読むのにおすすめです。

美しき凶器


光文社文庫

おれは非情勤


集英社文庫

回廊亭殺人事件


光文社文庫

学生街の殺人


講談社文庫

片思い


文春文庫

仮面山荘殺人事件


講談社文庫

やられた(/_\*)
ネタバレになるので詳しくは書かないが、犯人はかなり序盤で分かったのに、いわゆる最大のどんでん返しは全く気づかなかった。
今考えれば分かりそうなものなのだが。。。。
もしかしたら、読破直後に怒って本を壁に投げつける人もいるかもねwww

ゲームの名は誘拐


光文社文庫

宿命


講談社文庫

殺人の門


角川文庫

しのぶセンセにサヨナラ 浪花少年探偵団・独立編


講談社文庫

十時屋敷のピエロ


講談社文庫

卒業 雪月花殺人ゲーム


講談社文庫

探偵ガリレオ


文春文庫

超・殺人事件 推理作家の苦悩


新潮文庫

鳥人計画


角川文庫

天空の蜂


講談社文庫

かなりの長編ですが、ほとんどノンストップで読んでしまいました。
犯人が原発を破壊しようとしているという内容なので、全体を通して危機感からくる緊張感が絶え間なく漂っています。
この緊張感のせいか、次の展開が気になってホントに仕方ない(^_^;
いわゆる謎解きものではないのでミステリーとして読んでしまうとイマイチかもしれないが、普通の物語としては非常に面白かったです。
ただ、あえて言うと、ラストはもうちょっと何とかならなかったのかという感じ。
そんなあっさり解決されてもな~という感じは否めない。
逆に、子供を救出する場面は素晴らしい盛り上がりでした。

この話は原発を巡る主義主張が全面に出てきますが、原発を通して現代の科学についてもホントに考えさせられます。
そういう意味でも素晴らしい良作だと思います。
理系出身の作家だから書けたのかな?とも感じますね。

天使の耳


講談社文庫

交通事故に絡むような作品群からなる短編集。
本当にそこら中で起こっているような事故を題材として扱っているので、いつ事件に巻き込まれてもおかしくないような気分になります(^_^;
個人的に一番良かったと思うのがこの本のタイトルにもなっている「天使の耳」。
最後のどんでん返しが無くても十分良い作品だったのだが、最後で「え?」って感じ。
めでたしめでたしで終わりそうだったので完全に油断してました(/_\*)
この「天使の耳」では、障害者の感覚を見事に取り込んでおり、その点でも脱帽でした。

東野圭吾らしく、全体的に非常に読みやすいので、ある程度誰にでもおすすめできる作品ではないかと思います。

同級生


講談社文庫

毒笑小説


集英社文庫

どちらかが彼女を殺した


講談社文庫

浪花少年探偵団


講談社文庫

虹を操る少年


講談社文庫

天才少年が「光学」を広めるというストーリー。
東野圭吾らしく、ミステリーと言っていいのか微妙(^_^;
次から次へと展開が変わっていくので次が気になってしまい、途中で読むのを休むのがつらい一作です(笑)
一気に読破すべし(笑)

ただ、最後があまりにお粗末。それまでは非常に面白かっただけに本当に残念。

眠りの森


講談社文庫

白馬山荘殺人事件


光文社文庫

パラレルワールド・ラブストーリー


講談社文庫

犯人のいない殺人の夜


光文社文庫

白夜行


集英社文庫

ある殺人事件の容疑者の娘と被害者の息子が主役となるミステリーです。
とりあえず本が分厚すぎですwww

物語は2人の歩んでいく人生を追っていくような書き方で進んでいきます。
そしてクライマックス。とにかくこの女ムカツク!!
はっきり言って読み終えた後のあと味最悪(-_-#

個人的には読んだ後にけっこう謎が残ってしまいました。
「推理」という点では作品中で謎が明かされる前にほとんどの点が分かった、というか分かるように書かれていると思うのだが。
本格物が好きな人にはイマイチかもしれないですね。
全体的にはとても面白かったのだが、すっきりしない一品ですな。
どうでもいいが、ここで出てくる公園で東野圭吾は幼少時代に迷子になったことがあるらしいです(笑)

秘密


文春文庫

分身


集英社文庫

変身


講談社文庫

放課後


講談社文庫

魔球


講談社文庫

むかし僕が死んだ家


講談社文庫

名探偵の掟


講談社文庫

普通のミステリーだと思って読んではいけませんw
いわゆるパロディーものです。

形式的には短編集となっており、既存のミステリーを皮肉っぽく批評しつつ、それなりのオチがあります。
人によっては全く受け付けられない可能性があるので注意ww
個人的にはある意味、東野圭吾の最高傑作じゃないかな~とさえ思いますが(笑)
しかし、こんなの書いてしまって、東野圭吾自身は困らないのだろうかw

名探偵の呪縛


講談社文庫

名探偵の掟の続編?
天下一探偵が事件を解明していきます。
名探偵の掟と違って短編集ではないですが、ある程度独立して事件がいくつか起きるので短編集っぽい感じになっています。
名探偵の掟が面白かっただけに非常に期待していたのですが、意外と普通っぽくて少々期待ハズレでした。
東野圭吾の作品をある程度読んでいないと面白さが半減する可能性もあります。

予知夢


文春文庫

私が彼を殺した


講談社文庫

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